無機塗料とは?外壁塗装の塗り替えにおすすめの理由と注意点

query_builder 2025/03/26
無機塗料とは?外壁塗装の塗り替えにおすすめの理由と注意点

こんにちは!東大阪市にある森口建装です!

今回は無機塗料について書いていこうと思いす。


外壁塗装の塗り替えを検討する際に「無機塗料」という選択肢があります。無機塗料は耐久性が高く、メンテナンスの頻度を減らせる優れた塗料ですが、費用面や施工方法に注意が必要です。本記事では、無機塗料の特徴やメリット・デメリット、塗り替え時のポイントについて解説します。



1. 無機塗料とは?

無機塗料とは、鉱物やガラスなどの無機成分を主成分とする塗料です。一般的な塗料はアクリルやシリコンなどの有機成分を含んでいますが、無機塗料はそれらを最小限に抑え、紫外線に強い耐久性を持たせています。

また、100%無機ではなく、一部有機成分を含むため、**「有機無機ハイブリッド塗料」**と呼ばれることもあります。



2. 無機塗料のメリット

(1) 圧倒的な耐久性(耐用年数15~25年)

無機塗料は紫外線や風雨による劣化を受けにくく、耐用年数が15~25年と非常に長いのが特徴です。シリコン塗料(約10~15年)やフッ素塗料(約15~20年)よりも長持ちします。

(2) 汚れがつきにくい(防汚性)

無機塗料は親水性が高く、雨水で汚れを洗い流す「セルフクリーニング機能」を持っています。そのため、外壁が長期間キレイに保たれます。

(3) 燃えにくい(耐火性)

ガラスやセラミックなどの無機成分は燃えにくい性質を持っているため、防火性能が求められる建物にも適しています。

(4) カビやコケが生えにくい

無機成分が主なため、カビやコケが繁殖しにくい環境を作ります。湿気が多い地域や北側の外壁にも適しています。



3. 無機塗料のデメリット

(1) 費用が高い

無機塗料は高性能な分、施工費用が高めです。一般的なシリコン塗料が1㎡あたり2,500~3,500円なのに対し、無機塗料は1㎡あたり3,500~5,500円程度かかることが多いです。

(2) 塗膜が硬く、ひび割れが起こりやすい

無機塗料は硬くて耐久性が高い反面、弾性が低いため、ひび割れ(クラック)が発生しやすいことがあります。地震や建物の動きによるひび割れを防ぐために、弾性塗料を併用することも検討しましょう。

(3) 施工技術が必要

無機塗料は通常の塗料よりも密着性が低く、施工が難しいため、経験豊富な業者に依頼する必要があります。



4. 無機塗料が向いている建物とは?

✅ 長くメンテナンス不要な外壁にしたい戸建て住宅
✅ 紫外線が強い地域や沿岸部の住宅
✅ 高級感のある仕上がりを求める建物
✅ カビ・コケが発生しやすい環境の家

一方で、木造住宅やモルタル外壁など、ひび割れが発生しやすい建物には注意が必要です。



5. 無機塗料の塗り替え時のポイント

(1) 適切な下地処理を行う

無機塗料は密着性が低いため、下塗り(プライマー)をしっかりと行い、塗膜を定着させることが重要です。

(2) 施工業者の技術力を確認する

施工が難しいため、無機塗料の施工実績が豊富な業者に依頼するのがおすすめです。

(3) 費用対効果を考える

無機塗料は初期コストが高いですが、長期的に見れば塗り替え回数を減らせるため、トータルコストを抑えられる可能性があります。



6. まとめ

項目 内容
耐久性 15~25年と長持ち
防汚性 雨水で汚れを洗い流す
耐火性 燃えにくく安全
費用 シリコン塗料より高額(1㎡あたり3,500~5,500円)
施工難易度 専門技術が必要
適した建物 戸建て住宅、メンテナンスを減らしたい建物

無機塗料は、外壁塗装の塗り替えにおいて耐久性や防汚性を重視する方におすすめです。初期費用はかかりますが、長期間美観を保てるため、長い目で見ればコストパフォーマンスの良い塗料といえるでしょう。

塗り替えを検討する際は、東大阪市にある森口建装にご相談ください!
経験豊富なスタッフが建物の状態や予算に応じて最適な塗料を選び外壁塗装の塗り替えを提案いたします!

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森口建装

住所:大阪府東大阪市西鴻池町1丁目11−26

電話番号:06-4306-4127

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